漢字の使い方

新聞を読んでいて、そう言えば最近は漢字を調べるのに漢和辞典を使わなくなったなと思った。
小中校の時は、国語辞典と同じくらいの頻度で使用していたのに。
書けない漢字や忘れてしまった漢字を調べる時は、携帯やパソコンで変換させて書くことが当たり前になってしまった。

漢字には繁体字と簡体字がある。名字では正式には繁体字を使うが、普段は簡体字を使うという人も多いだろう。
考えてみたら、漢和辞典を使っていた頃というのは、少なくともその違いを楽しんでいた気がする。
この字が簡略化されてこういう字に変化しているのかと。

ところが、最近では字を書くことがなくなった。
友達への手紙を出す時に手書きをするようにはしているが、さして難しい事を書くわけではない。
だから、新聞に書かれているような多数の漢字を書くことがほとんどないのだ。読めても書けないという悲しい現実がある。

新聞にはこんな文字が書かれていた。
円=圓、点=點、県=縣など。圓だけは名字で使用している人がいるので知っていたが、點や縣は恥ずかしながら知らなかった。
知らなくても生きてはいけるが、知らないことで意味が変わってしまうこともあるのだろうと思ったらドキッとした。

よく見掛ける略語として、年齢を年令と書いたり、1歳を1才と書いたりするものがある。
私自身は前者を書くようにしているが、どちらも正しいと思っていた。
ところが、令や才は小学校で習わない齢や歳の略語として使用されているだけで、中学生になったら前者を使わないとおかしいと書かれていた。

では、一体何がおかしいのだろうか?
令には号令や命令などの“言いつける”という意味がある。
才には才能や秀才などの“優れた能力”という意味がある。
元々の意味はこうであるのに、年令や1才と書くのはやはり意味が通らなくなる。

そうなのだ、漢字にはその文字の意味というものが含まれている。
正しい漢字が使えるように、また漢和辞典でも眺めてみるのもいいかもしれないと思った。

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.